中国・赤峰<その6.飛行機がキャンセル>
調査は順調。ただし、私だけ一足早く帰国することになっていた。ルートは、赤峰-上海、上海泊、翌日の上海-関空便で帰国。1日で帰国できる方法もあるが、成田着となり、その後は新幹線を使わなければならない。帰宅は深夜。これは少しハードなのでパス。北京で1泊してもいいが、上海だと空港内にホテルがあり非常に便利。しかも北京着は22時過ぎと遅い。いろいろと考えた上で、上海経由のルートにした。
赤峰空港に到着したのは15時少し前。乗る予定の赤峰-上海便は15時55分発。十分余裕があるはずだった。しかしカウンターに行くと、赤峰-上海便はキャンセルだという。「エ-」という感じ。
上海-関空便は割引運賃を使っているため変更がきかない。上海発が9日の13時過ぎ。12時には上海に着かないと困ったことになる。もちろん別の便に変える方法もある。しかし多額の追加出費が発生するためできれば避けたい。
赤峰空港のカウンターで相談したが、相手はどう見ても仕事をまじめにしているとは思えない女性。鏡を片手にネットサーフィンを楽しんでいる。同じ8日の赤峰-北京便に振り替えられるかを留学生に聞いてもらったが、その便は満席だという。他にいろいろと尋ねてもまともな返事が戻ってこない。
こんな従業員相手に相談しても時間の無駄。そこで、留学生に北京ガイドに電話してもらった。ここを通じていつも中国国内線を予約している。非常に親切に対応してもらった。驚いたことに、8日の赤峰-北京便がとれるという。先ほどの女性従業員の話を真に受けていたら大変なところだ。
結局、8日の赤峰-北京便に振り替え、北京泊。翌朝7時の北京-上海便も予約し、上海に行くことにした。
北京の宿泊場所も北京ガイドに頼んだ。北京空港のすぐ近くにあるビジネスホテルを予約してくれた。送迎付きで、1泊210元。格安のため若干心配だがやむを得ない。ホテルに行ってみると空港直近というより空港直下。滑走路の先にあり、飛行機が上空を飛んでいる。よくこんなところにホテルを建てたと感心する。当然すごい騒音。安いはずだ。北京ガイドはすごく親切で助かる。日本語もOK。次回からもここを使おう。中山が推薦します。
http://www.pekingaido.com/
飛行機を効率的に使うと時間が短縮できて便利だが、ときどきキャンセルが発生し大変なことになる。今回、帰国便は変わらなかったが、北京で宿泊することになった。それなら北京から帰国すれば楽だったが、後の祭りである。この件では留学生にかなり手伝ってもらった。しかも、留学生のおじさんまで動員して切符を買ってもらった。中国語が全く使えないので不便だ。
ちなみにキャンセルになった理由は台風。上海にも台風が上陸する。天候不良なので誰にも文句が言えない。9日も便が乱れており、日本着が1時間も遅れた。
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